シミを予防してアンチエイジング!

アラサー女子がシミについて語りますw

トレチノインの副作用とは?

美容関係の記事や雑誌、あるいはテレビ番組などでたびたび耳にしたり目にすることのあるトレチノインですが、どんな効果があるものなのかご存知でしょうか。

トレチノインは、ビタミンA誘導体の一つで皮膚の古い角質を取り除くいて細胞分裂を行ったり増殖を促すしたりして皮膚を新しく生まれ変わらせる作用があり、ニキビ跡やシミ、しわなどの改善に効果が期待できるとされています。

強力なターンオーバー作用によってそれまであった古い皮膚をぼろぼろにして新しい皮膚へと生まれ変わらせるのです。

トレチノインはビタミンA素のものよりも何百倍も効果を発揮し、メラニン色素を外へ押し出す効果が期待できるので同じく美白成分として知られるハイドロキノンとセットで使うことでシミを消す効果がアップするとされています。

基本的には医療機関などで処方される薬であるため、一般のドラッグストアでは購入できないことになっていますがその理由の一つに効果が強いということはその分副作用も強く出るからともいえます。

トレチノインを肌に塗り始めて1~2週間ほどすると、塗布した部分の皮膚が赤くなりボロボロに剥がれていきます。
矯正的に肌を生まれ変わらせるのでこのような作用が生まれるのですが、古い角質を落とすことでどんどん皮膚が薄くなっていきます。

トレチノインを使いすぎてしまうと、皮膚が薄くなりすぎることで今度は強い乾燥状態になる副作用が現れ始めます。

また、トレチノインを使用中に紫外線に当たると肌が生まれ変わる途中の皮膚であるため外部からの刺激に弱く、シミができる原因ともなりますので、肌に塗っている最中にはきちんと日焼け対策を行うことが必要です。

加えて、妊娠中に使うことでおなかの胎児が奇形になる可能性が高くなるともされています。

外用薬よりも内服薬の方が危険性が高いと言われていますが、外用薬においても少なからずリスクは発生すると考えて良いでしょう。

その他に、本来トレチノインを使用すると古い角質が剥がれてるために塗布した部分が赤み帯びてヒリヒリするのですが、いつまでも赤みが引かない場合や痛みを伴う場合には直ちに使用をやめて一度皮膚科で診たもらうのが良いでしょう。

このように、効果が高いということはそれだけ副作用が出る確率も高いということですので、副作用について十分理解した上で上手に付き合っていくのが望ましいといえるでしょう。

どんな薬でも副作用は必ずあるものと考えて何かあった場合には直ちに対処するように心がけていきましょう。