シミを予防してアンチエイジング!

アラサー女子がシミについて語りますw

喫煙者必読!たばこが肌に及ばす悪影響とは?

f:id:machikosansan:20180126141742j:plain

たばこは、現在でも成人男性の約30パーセントが愛用しており、根強い人気を保っている嗜好品の一種です。
しかし、たばこを吸うことにより発生する煙の中には、発がん物質のタールをはじめとして健康に悪影響を及ぼす化学物質が100種類以上も含まれており、色々なデメリットがあることが判明しています。このために、病院や駅のホームなどの公共性の強い施設の大部分は終日禁煙を実施しています。

また、たばこは健康に良くないというだけではなく、美容という観点からもデメリットだらけです。ただし、だからといってたばこをやめるのは簡単ではありません。それは、ニコチンという極めて中毒性の強い物質を含有しているからです。そして、このニコチンは肌への悪影響も及ぼしてしまいます。

ちなみに、ニコチンの作用機序はというと、脳内の受容体と結合することにより、ドーパミンという快楽物質を分泌するという内容です。これにより、たばこを吸った直後は、非常にリラックスした心地よい気分になります。しかし、時間が経過するごとに受容体は空っぽになってしまうので、ニコチンの補給を促すためにノルアドレナリンという物質が分泌されることになります。

このノルアドレナリンは、怒りのホルモンとも呼ばれている物質で、イライラとした不快で不安な精神状態を構築する作用があります。この嫌な状態は、ニコチンが体外に完全に排出されるまで継続するので、大部分の人は耐えきることができずに再びたばこを口にするという結果となります。

なお、このニコチンが肌に対して悪影響を及ぼす理由は、血管を収縮する作用があるからです。このために、末端にまで栄養素を届けることが出来なくなります。これにより、細胞分裂の頻度も低下するのでターンオーバーが滞りがちとなり、シミやくすみが増加することになります。

また、たばこには、ニコチン以外にも肌へのデメリットとなる物質を排出します。例えば、煙の中に含まれている一酸化炭素は、老化の原因物質として知られている活性酸素を増やす作用があります。これにより、細胞の酸化が進行するので、釘を空気中に放置した様な状態となります。つまり、しわやたるみも増えていくということです。

このように、多様なデメリットを及ぼすたばこをやめるためには、医療機関で処方される治療薬が効果的です。この治療薬は、ニコチンの作用機序を利用した内容で、吸わなくても平気でいられることにより、禁煙に成功するという仕組みです。健康保険が適用されるということもオススメする理由で、コストをかけずに禁煙に成功することが可能です。