シミを予防してアンチエイジング!

アラサー女子がシミについて語りますw

「トレチノイン」もシミに有効?

トラブルのない美しいお肌は、女性なら誰もが憧れるものですよね。

でも、若い頃からのシミや、加齢とともに増えてきたシミが気になりながらも、どうしたら良いかわからずに悩んでいる方は意外に多いものです。まず、シミを作る細胞であるメラノサイトは通常、皮膚の一番表面の表皮という部分の一番下に存在しています。

表皮では、古くなった細胞が徐々に押し上げられて最後は垢となって剥がれ落ちるというターンオーバーを役4週間かけて行います。でもこのターンオーバーが上手く行かずに遅れるとメラニンが溜まって、シミとなって現れてしまうのです。

トレチノインはこのターンオーバーを早めてくれる役割があります。トレチノインはビタミンAの働きを持っていて、ビタミンAはお肌の保護機能や保湿力を高めてくれたりします。トレチノインはそのビタミンAの50〜300倍の働きをするとも言われているのです。

そのトレチノインを気になる部分に塗ると、細胞を活性化してくれるので、表皮の細胞をどんどん上に押し上げていきます。通常、約4週間のターンオーバーをもっと短くしてくれるというわけです。

そうすると表皮の一番下にあったメラニンを外へ押し出してくれることになりますね。一般に販売されている美白剤や美白美容液は、こういったターンオーバーを早めたり正常に戻すための有効成分が配合されているものもありますが、微量なので実際にシミが薄くなったなどの効果を感じるには長い年月がかかったり、変化を感じるのは難しくなります。

また、ターンオーバーを正常な4週間サイクルよりも早めることは、一般の美容方では難しいのです。

トレチノインは、この4週間というターンオーバーをもっと早めることができるので、メラニンを確実に外に押し出すことができるというわけです。

でも、トレチノインを使っている間のお肌はとても敏感です。ターンオーバーを早めているのですから、肌の表面は薄くなって紫外線の影響をとても受けやすくなっています。トレチノインを使っている間は、肌が薄く紫外線の影響を受けやすいので、メラニンが過剰生成されないようにする必要があります。

そのために、シミの原因となるメラニン色素を作らないようにしてくれるハイドロキノンを併用します。ハイドロキノンを使うことで、トレチノインが肌の生まれ変わりを早めてお肌のなかにあるメラニンを外に出すとともに、新たなメラニンが作られないようするので、シミのない美しい肌が生まれてくるのです。

このように効果が高い分、使用方法をよく守って使うことが大切です。